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第26回CIO部会会議、CIO向け講演会、及びCIO部会企画セッションを開催

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2024年12月11日(水)に第26回CIO部会会議が行われ、引き続き、CIO向け講演会「データ集中時代の研究大学のための充実した研究支援層の構築―英UCLの躍進」「マイクロクレデンシャルをめぐる国際動向と高等教育の役割」が開催されました。また前日には、CIO部会企画セッション「Changes and “Hot Topics” for CIOs in 2024」が開催されました。

【第26回CIO部会会議】

前回の議事要旨の確認

報告事項

(1)「情報倫理デジタルビデオ小品集(第9版)」の概要について

「情報倫理デジタルビデオ小品集(第9版)」の完成について報告があり、情報倫理ビデオ制作タスクフォース主査の布施泉先生から、資料2に基づき、「情報倫理デジタルビデオ小品集(第9版)」の概要について説明があった。

(2)「AXIES@EDUCAUSE 2024 San Antonio」について

今年度サンアントニオで開催されたEDUCAUSEカンファレンスにあわせ、日本人参加者向けのイベント「AXIES@EDUCAUSE 2024 San Antonio」を開催したことについて、報告があった。

(3)「EDUCAUSEカンファレンス派遣事業」2024年度の派遣団員決定および派遣について

昨年度と同様に「EDUCAUSEカンファレンス派遣事業」を今年度も実施することとして派遣団員を募集のうえ1名決定し(三重大学 白井氏)、10月に渡航いただいたことについて、報告があった。

その他

(1)前回のCIO部会会議(2024年5月22日通常総会時)以降の活動状況について

前回のCIO部会会議以降の活動状況について、以下の報告があった。

・2024年    5月 当協議会としてWebEXの契約更新を行い、引き続き各正会員様に1ライセンス無償での提供を継続
・2024年    6月 韓国教育情報化財団(KREN:Korea Education ICT Network)と「教育の情報化について」情報交換を行う
・2024年    7月 第9回 関西教育ICT展で講演会を開催、ブース出展
・2024年    8月 サーバリプレイスに伴い、会員専用ページを廃止
・2024年  10月 第7回 EDIX(教育総合展)関西で特別講演を開催、ブース出展
・2024年  11月 「EDIX(教育総合展)2024オンライン」でオンラインセミナーを実施
・2024年  11月 AXIES論文誌「学術情報処理研究」第28巻を発行(J-STAGEに登載)

次回の会議について

2024年5月の通常総会時に開催予定(日時と場所は未定)

【CIO向け講演会】

日時2024年12月11日(水)10:30~12:00
講演タイトル ①「データ集中時代の研究大学のための充実した研究支援層の構築―英UCLの躍進」
講師

Prof. James Hetherington (Director of the UCL Advanced Research Computing Centre)※録画上映
[解説]国立情報学研究所 情報社会相関研究系 准教授 船守 美穂 氏
[オーガナイザ] 国立情報学研究所 船守美穂 氏 / 東北大学 元木正和 氏

概要

あらゆる分野において大規模な研究データが扱われるようになる中、大学の情報基盤を支えるセンターの役割も変化してきています。欧米では、学内ネットワークの運用と、研究向けの情報基盤の提供を切り分け、後者をResearch ITといった組織で担う大学が出てきています。また、情報基盤や各種ツールの提供だけでなく、人的支援体制も併せて提供する大学が出てきています。英UCLでは、Advanced Research Computing Centre(UCL ARC)が研究向け情報基盤の提供を担い、100名規模の人材を抱え、学内の研究プロジェクトに派遣しています(リサーチソフトウェアエンジニア(46名)、データサイエンティスト(11名)、データスチュアート(16名)、研究インフラ開発者(30名 ).2004.12現在)。これら人材の人件費の大部分は、研究プロジェクトの研究費からなっています。 Hetherington教授は、このモデルを前職のアラン・チューリング研究所で生み出し、2021年から英UCLにて、これをさらに規模拡大して展開しています。デジタル研究基盤を通じて、英UCLから世界の先端をいく研究を生み出すことが使命です。

   

 船守先生 導入説明動画
 船守先生 導入説明資料
 Prof. James Hetherington 講演動画 (準備中)

講演タイトル ②「マイクロクレデンシャルをめぐる国際動向と高等教育の役割
講師

独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 教授 野田 文香 氏

概要

少子高齢化による大学入学者数の減少や、労働力不足、スキルギャップといった共通の課題を抱える各国において、マイクロクレデンシャルは高等教育の新たな経営戦略モデルとして注目されています。本講演では、各国の高等教育機関がマイクロクレデンシャルのプログラムをどのように開発・提供しているかについて国際動向を概観し、高等教育の今後の役割と展望を考察します。

野田先生 講演資料

【CIO向け企画セッション】

タイトル「Changes and “Hot Topics” for CIOs in 2024」
日時2024年12月10日(火)15:00~16:30
講師・進行

John O’Brien 先生(President & CEO of EDUCAUSE)
青木 孝文 先生(東北大学 理事・副学長、AXIES会長・CIO部会主査)

概要

パンデミック以降、CIOの役割がどのように変化したのか、EDUCAUSEコミュニティで、CIOの役割がどのように変化したかについて、AXIES CIOの皆様と意見交換を行いました。
ご講演では、EDUCAUSEコミュニティのCIOにとって、人材確保、メンタルヘルス、ウェルネスなど、「ホットな話題」をご紹介いただき、人材確保、メンタルヘルスと健康管理、新たな政府規則や規制への対応などを紹介していただきました。

 

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